WILLCOM高速化サービス有効性の検証

ウィルコムには電話機からのネット接続の際に、通信速度の体感速度を向上することのできる『高速化サービス』という有料サービスがあります。
私は正式サービス開始前にこの『高速化サービス』を利用しており、課金開始後も315円くらいならと思い、そのまま継続していました。

この高速化サービスなのですが、実際の通信速度が向上するわけではなく、通信するデータを圧縮することにより通信時間を短縮するという仕組みです。
しかし圧縮は圧縮でも、不可逆圧縮なのです。
このサービスを利用すると画像ファイルなどは、かなり荒い画像で表示されてしまいます。

私はWX310KでPocketAmazonを利用していて、その点に不満を感じて『高速化サービス』試しに切ってみたのです。
『高速化サービス』を切って表示してみた結果、やはり今までよりも大分鮮明な画像が表示されるようになりました。
やっぱりこれくらい綺麗に表示されないと商品のイメージって掴み辛いよなー、と思いつつもページの表示する速度が明らかに遅くなっている事にも気が付いたのです。

いや、気が付いたというよりもこれはかなり重い(^^;

京ぽん1よりも処理速度が向上しているWX310Kだからまだ使用に耐えるって感じだけど、AH-K3001Vとかだといったいどれだけ時間が掛かるんだろう、、、
と、思い、先日手の打てる範囲内でページの軽量化を行ってみたのです。
結果、40%くらい容量削減することができました。
ってか、元が重すぎたんですな(^^;
今、現在も決して軽いサイトでは無いと思います。
(PDA対応サイトをうたってるわりには)

まだまだ軽量化の余地がありそうですが、とりあえず現状でのページの表示速度を計測してみました。

・テスト機
WX310K
・表示するページ
これ
・HTMLファイルの容量
IEで開いた時に約35Kバイト
・テストパターン
画像サイズ、無し、小、中でそれぞれ10回表示を行い、ページが完全に表示されるまでの時間を計測する。
高速化サービス適用前と適用後をそれぞれ計測する
・その他計測を行う際の前提条件
モバイルOperaがキャッシュを利用するかも知れないので、一回計測する都度Operaを終了する。
画面の遷移はトップページから行う。

こんな感じで計測してみたら以下の様な結果になりました。
高速化サービス
『利用する』
No 画像サイズ
無し
1 11 12 15
2 8 13 14
3 13 13 16
4 8 13 16
5 7 14 14
6 7 14 15
7 8 13 12
8 9 14 13
9 7 15 15
10 12 12 15
平均 9 13.3 14.5

高速化サービス
『利用しない』
No 画像サイズ
無し
1 10 21 25
2 13 20 28
3 13 20 29
4 10 26 34
5 22 23 36
6 15 17 28
7 11 21 26
8 19 19 30
9 11 22 25
10 10 27 26
平均 13.4 21.6 28.7

ページの容量が大きくなればなるほど効用も大きくなるという感じですね。
もともと、ウィルコム端末向けに超軽量化されたページを、『軽量化サービス』を利用してみた所で効果は薄そうです。
私の作ったみたいな中途半端な重さのサイトには効果テキメンですな(^^;

テストをしていて気が付いた点が何点かあります。
画像を表示しないテストパターンの時、高速化サービスを使った場合、読み込み中を表すプログレスバーが0%からいきなり100%に遷移します。
どういう圧縮方法なのかは解りませんが、HTMLに関しても相当圧縮されているようです。
不要な改行や空白を抜いたようなページを送ってきてるのでしょうか。

しかし、いくら通信が早くなったところで、ページによってはレンダリングにかなりの処理時間を要するわけで、通信時間の短縮がそのまま全体的な速度向上には繋がらないでしょうね。
私の個人的な意見ですが、処理速度の速い端末で利用しないと体感速度の向上はそれほど期待できないのではないかと思われます。
それと、画像は荒くなるわけですから、それを我慢できる人で無いと利用はお勧めできません。
Published 2006年5月28日 23:07 by Hayase

Comments

# re: WILLCOM高速化サービス有効性の検証

2006年5月29日 7:45 by 通りすがり
通りすがり失礼します。

ふと疑問に思ったのですが、
高速化サービスって、「更新」をすると
未圧縮のページがダウンロードされるものと思っていましたが、
そちらの検証とかは行わないのでしょうか?
(わたしの勘違い?)

# re: WILLCOM高速化サービス有効性の検証

2006年5月29日 16:44 by Hayase
>通りすがりさん
>
コメントありがとう御座います。

>未圧縮のページがダウンロードされるもの>と思っていましたが、
>
うわっ!本当だ!
更新を実行すると、未圧縮のデータを取得しているようなプログレスバーの挙動です。
知りませんでした。情報ありがとうございます。

しかし、確かに未圧縮のデータを取得してるみたいですが、HTMLに外部的にリンクされている画像とか、cssファイルは再読み込みされないみたいですね。
再読み込みしても、画像は荒いままでした。
ブラウザにより挙動は異なるのかもしれませんが、WX310KのOperaに関していうと、「更新」を行っても、HTML以外はキャッシュを利用して表示してるっぽいです。

画像ファイルをURL直打ちで表示した上で更新を実行すると、未圧縮の綺麗なファイルが取得できました。
しかし、こういった使い方って普通するのかな?(^^;

画像有りのパターンは、キャッシュを読み込んでいるっぽいので、通信の検証という意味からすると、計測してもあまり意味の無い数値だと思いますので省略します。
画像無し、高速化サービス有りのパターンで更新を行った時の速度を計測した結果が下記になります。

15秒
12秒
11秒
14秒
11秒
12秒
09秒
12秒
11秒
12秒

平均11.9秒

むー、微妙な結果ですね、、、
やはり、10回程度のテストでは、統計データとしては信憑性が薄いかもしれませんね。

# re: WILLCOM高速化サービス有効性の検証

2006年5月30日 2:22 by またきました、通りすがりです
私のWX310SAでもいくらか試してみましたが、

一回目は多少荒くて、二回目以降は設定でよくなったり悪くなったり、わかります
端末の設定をかえながら調整しているとページだけ更新したり。
気が向くと画像も未圧縮で落ちてきたり

まあ端末からの実験なので怪しいところはタタありますが…
キャッシャモードを変えながら図ってみると いいかもしれませんね

# re: WILLCOM高速化サービス有効性の検証

2006年5月30日 15:54 by Hayase
>通りすがりさん
>キャッシャモードを変えながら図ってみると いいかもしれませんね
>
流石はNetFront。PHSに組み込まれたとはいえ、詳細なブラウズ設定が可能なのですね。
仰られてる状況では多少怪しげな動作をしてそうですが(^^;

京ぽんのOperaはというと、キャッシュにまつわる設定項目がそもそも存在しないみたいです。
じゃあどうやってキャッシュを消すかというと、Operaを終了するとキャッシュが全てクリアされるという仕様みたいですね。

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